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ヒアルロン酸とは？
ヒアルロン酸治療は、ボリュームが失われて影が出来てしまっている部分に柔らかいお餅のような、馴染みの良い成分を注射して、お顔や身体の形を作ります。
凹みを補うことで、コケやしわを改善します。保水力もあるので、お肌のはりや潤いを保つ効果もあります。
治療の特徴
それぞれの部位によって、選択する製剤や層、注入方法が異なります。
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- 額
- 安全のため、太くて長い針（マイクロカニューレ）を使います。腫れや内出血が出やすいので、予めご了承ください。
痛みを抑えるために、眉の上にある神経に麻酔をします。髪の生え際に針の刺入点を作り、そこから長いマイクロカニューレを挿入し、少しづつヒアルロン酸を注入します。
製剤はボルベラやRHA1です。少しの凹みを補うためであれば、1から2本、丸い額を作りたい場合には5本から6本くらいが目安の量です。
少量の場合には、付属の細い針を使って、麻酔せずに行う場合もあります。
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- こめかみ
- こめかみも太いマイクロカニューレを使います。額の左右の端または眉尻のあたりに刺入点をつくり、そこからマイクロカニューレを使って注入します。
ボルベラやRHA1を凹みの程度が軽い場合は1本から2本、強い場合には3本から4本が目安です。
次に説明するT1、T2を併用するケースもあります。 - T1、T2
- 側頭骨の凹みを補う注入方法です。こめかみの骨は年齢とともに痩せていきます。その結果、上まぶたのたるみが強くなったり、こめかみがコケていきます。それを補うように、少し硬めの製剤を骨膜状の深い位置に注入します。ボリューマかRHA4をT1に1本、T2に1本が目安です。目が開きやすくなる効果もあります。
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- 上まぶた
- 凸凹感が目立ちやすい部分です。予めご了承ください。目を開けた時の状態に合わせるのか、それとも閉じた時にも違和感のない状態にしたいのか、で注入量が変わります。最大でもボルベラやボライト1本で仕上げるのが自然です。
ボルニューマの目元を組み合わせて、皮膚の引き締めを同時におすすめする場合もあります。
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- 目の下
- 中くらいの太さのマイクロカニューレを使って、目の下の深い部分に少しづつ細かくヒアルロン酸を注入します。浅いところに入れすぎるとチンダル現象といって青く透けてみえる状態になってしまったり、ボコボコしたりしてしまうので、限界があることはご理解ください。眼窩の外側にも注入する事で、自然に目元の凹みやたるみを改善できるので、外側にも入れることが多いです。
ボルベラかRHA1を1本が目安です。
頬の前面から凹んでいる方は、頬（ck3）にも注入する事をおすすめします。
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- 涙袋
- 涙袋です。ナチュラルな仕上がりをご希望の方はボルベラかRHA1を0.3ccくらいが良いと思います。目頭から入れると入れた感が出て、真ん中を多めにすると目が丸い印象、目尻に多く入れると垂れ目ぽくなります。好みが様々なので、限界量は決めてません。お好きなように。
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- 鼻根
- 眉間と鼻先はリスクが高く注入できないので、その間の部分だけ高くする事が可能です。硬めのピネハやボラックスを使います。自然な仕上がりで0.3cc程度、しっかり高くするのでも0.5cc程度でできるので、1本あれば十分だと思ってください。注入方法は、普通の針で何回かに分けて注入する方法と、鼻先から太くて長いマイクロカニューレを使う方法があります。ご希望があればお話しください。
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- 鼻中隔
- 鼻の孔の間の膜性鼻中隔にヒアルロン酸を注入すると、鼻が少し細くなり、鼻先が少し上がります。
ピネハやボラックスを0.3cc程度使います。
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- 頬（ck3）
- 頬の前面や目の横あたりに注入できます。骨格を補うような入れ方です。目の下のクマを改善したり、ゴルゴラインを改善したりするときに使います。ボリューマやRHA4を1本くらいが目安です。
- 頬（ck2）
- 頬骨の最も張った部分に追加します。アジア人はあまりやりませんが、欧米人の方に好まれる部分です。頬全体をリフトアップする効果があります。ボリューマやRHA4を0.6ccから1本が目安です。
- 頬（ck1）
- 頬骨上の後ろの方に注入します。頬全体をリフトアップする効果があり、フェイスラインをスッキリさせます。ボリューマやRHA4を0.6ccから1本が目安です。
- 頬（ck4）
- 頬骨の下の凹みに注入します。後ろの方がリフトアップ力が強く、前の方は弛みにつながりやすいので、後ろの方に多めに入れます。リフトアップ力を利用して、法令線を改善する時に少量を入れることもあります。製剤はボリフトやRHA2を1本から2本くらいが目安です。卵形の輪郭を作るときにも注入します。
- 頬（ck5）
- ck4より前方の頬に注入します。たるみに繋がりやすいので、入れすぎないようにします。ボライトやRHA1を1本から2本くらいです。
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- 法令線基部（NL1）
- 顔面動脈が通っている部分の近くに注入するので、リスクの高い部分です。鋭針を使い、骨膜上の深い部分まで一気に針を進め、しっかり血液の逆流がないかを確認してからゆっくり注入します。深い位置なので硬めの製剤なら何でも使えます。0.6ccくらいが目安です。
- 法令線（NL2,3）
- ここに入れすぎると、馬みたいなモコっと口元が出た不自然なお顔になってしまうので、入れすぎないように注意します。ボリフトやRHA2を1本くらいが限度だと思ってます。
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- 唇
- キューピッドボウと人中、真ん中は鋭針で、それ以外はマイクロカニューレで入れることが多いです。口角の下に少し入れると口角が少し上がった印象になります。なりたい唇の形によって量は様々ですが、皮膚の伸び方に限界があるので、1本ずつ足していくのが良いかと思います。わたしの大好きなニッキーミナージュくらいの厚さにするには、最低でも5本はかかります。
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- 唇下の凹み（c1）
- 顎と下唇の間の凹みです。顔全体を大きく見せずに、顎を長くみせることができます。ボリューマやRHA4を1本使います。
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- 顎
- ボラックスかRHA4を使うのがおすすめです。様々な層に色々な入れ方で注入し、ご希望の形を作っていきます。1本から6本まで使います。
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- フェイスライン
- 下顎全体を足していく事ができます。ボラックスやRHA4を使って、顎先から耳の前までの下顎の部分の足したいところを形作っていけます。
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- 手の甲
- ゴツゴツと出てきた骨と骨の間にヒアルロン酸を注入し、ふっくらとした柔らかい印象に若返らせます。ボルベラを1本から2本が目安量です。
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- 首
- 首の横皺を改善することができます。縦皺はプロファイロやボトックスの方が得意です。ボライトを2本くらいが目安量です。
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- 肘
- 肘の骨ばった部分に注入し、深く入ったシワにやゴワゴワとした皮膚を柔らかくします。ボルベラやボライトを2本程度が目安量です。
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- お尻
- お尻の下の凹みを膨らませます。両側でボリフトを10本から20本程度が目安量です。
症例紹介
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BeforeAfter
RF（ボルニューマ） ボトックス ヒアルロン酸ボルニューマ、こめかみヒアルロン酸、頸部、額、眉間、鼻根、バニーライン、目尻ボトックス -
BeforeAfter
ヒアルロン酸こめかみへのヒアルロン酸注入（ボリューマ１cc,ボルベラ１cc） -
BeforeAfter
ヒアルロン酸涙袋へのヒアルロン酸注入 -
BeforeAfter
HIFU(ウルトラフォーマーMPT) RF（ボルニューマ） ヒアルロン酸ハイフ・ボリュニューマ・頬へのヒアルロン酸注入 -
BeforeAfter
ヒアルロン酸 ピーリング エレクトロポレーション（ケアシス） 美容点滴ピーリング（サリチル酸）、脱毛、エレクトロポレーション（ヘップビュー）、法令線ヒアルロン酸、美白点滴
ヒアルロン酸に関するドクターのコメント
院長久野 賀子