鼻先へのヒアルロン酸注射の基本情報
ヒアルロン酸とは?その効果と役割
ヒアルロン酸は部分的にボリュームを出す効果があります。
鼻が小さいことや、低いことでお悩みの方は、ヒアルロン酸で大きく高くすることができます。
また、膜性鼻中隔といって、小鼻の間の部分にヒアルロン酸を注入すると、鼻を長く細くすることができます。
隆鼻術とヒアルロン酸の違い
隆鼻術は手術です。
プロテーゼを入れて鼻根を高くしたり、小鼻を小さくしたり、鼻中隔を延長したりすることができ、理想のデザインにすることができます。
一方、ヒアルロン酸は注射で、ダウンタイムが少ないのが魅力ですが、出来ることに限りがあります。
鼻根は高さを出すことができますが、眉間は血管が多くリスクが高いので注入できません。
鼻先は、膜性鼻中隔にのみ注入できます。
ここに0.3㏄程度入れると、鼻先が少し上がり、アップノーズになります。
また、鼻先が下に引っ張られて小鼻が細くなります。
施術の流れとカウンセリングについて
カウンセリングでは、ヒアルロン酸だけでどこまで出来るのかを確認してください。
本当にヒアルロン酸だけで希望のデザインになれるのか、手術が必要なのかがわかると良いです。
鼻先へのヒアルロン酸注射のメリット
プチ整形としての手軽さ
注射だけで終わるので、ダウンタイムが無く手軽です。
予定の調節が不要なのが魅力です。
ダウンタイムが短い!時間と効果のバランス
ダウンタイムはほぼ無いと思っていてください。
2,3日は腫れますが、お出かけする予定があっても十分おすすめできる施術です。
医師による監修と安全性
鼻先の高い部分は細い血管がたくさんあり、詰まると大問題なので注入できません。
また、ここに注入しても潰れてしまいます。
膜性鼻中隔は顎動脈の枝がいくつか走っていますが、カニューレで真ん中の骨膜状に注入する分には安全だと思います。
ヒアルロン酸注射のリスクとデメリット
副作用とアレルギーの可能性
副作用は大きく3つあります。
アレルギー、感染、血流障害です。
このうちアレルギーはやってみないとわからないこともあり、防ぐのが難しいです。
注入後数日して腫れてきたり、赤くなったりした場合には、担当医にご相談ください。
内出血や腫れのリスク
ボラックスは腫れます。
2,3日程度ですが腫れます。
自然に引くので、心配せずにお待ちください。
内出血は出るときは出ます。
覚悟してください。
他の施術との比較とデザインの注意点
鼻根と鼻中隔を引っ張ってみてください。
それがデザインです。
他の施術は手術くらいなので、外科医に相談してください。
ヒアルロン酸注射の料金と期間
クリニックごとの価格差
ボラックス1㏄の費用がかかります。
当院では8万円です。
他のクリニックについては、各自お調べください。
施術後の経過と持続期間
ボラックスの持続期間は1年半から2年程度です。
徐々に減っていくので、物足りなくなったら追加してください。
予算に応じたプランの紹介
鼻の施術は全体的に高額になってしまうと思います。
「お鼻を変えたい気持ち」と、「費用」のバランスをよく考えてください。
施術後のアフターケアと注意点
術後の赤みや腫れの対処法
冷やすと多少改善するかもしれませんが、お酒でも飲んで忘れるのが良いと思います。
鼻先ヒアルロン酸注射の症例紹介
久野賀子