唇のヒアルロン酸施術が持つ魅力を解説

唇のヒアルロン酸施術の魅力とは?

唇のヒアルロン酸注入とは何か

唇は、年齢とともに薄くなり、内側に入っていき、縦の皺が深くなります。
このようなエイジングのメカニズムを考えると、唇に厚みを出すことで、アンチエイジングの効果を出すことができます。
また、厚みのある唇はセクシーな印象を与えることができます。
イメチェンする際にも効果的です。

施術の流れとポイント

カウンセリング時にデザインをします。
ボリュームを出したいのか出したくないのか、形はどんな風にしたいのか、を決めていきます。
私の基本的な入れ方は、まず口角の端から5mmくらい離れた部分に25ゲージのニードルで刺入点を作ります。27ゲージのカニューレを使って赤唇と白唇の境に線状に注入します。
最後に唇の真ん中に付属の30ゲージのニードルで縦のラインを作って終了です。

唇のボリュームをアップする方法

赤唇にボリュームを出すとボリュームアップします。MDコードではLp1です。
わたしの大好きなニッキーミナージュくらいの厚みになるには、最低でも4本から5本必要だと思います。

ヒアルロン酸施術の効果とメリット

直後に効果がわかるので、形の微調整をしながら注入できることが魅力です。
M字リップもCカールも、ヒアルロン酸ならお茶の子さいさいです。

唇の厚みを改善する効果

加齢とともに薄くなる場合には、厚みが減少するだけでなく、内側にすぼんでいきます。
また、口角も下がっていきます。
それを改善するためには、ただ単に厚みを足すだけでなく、形を整える必要があります。

アヒル口を作るための施術

両側Lp1の外側に0.5㏄くらい部分的に注入し、Lp4にも注入すればできますね。

自然な仕上がりを実現するためのコツ

自然とは何でしょうか?
目的を明確にすることが希望に最も近づけるコツだと思います。
アンチエイジングがしたいのか、どこに足して、どんな形にしたいのでか、カウンセリング時に担当医と議論すると良いです。

施術にかかる料金とクリニック選び

施術にかかる料金は、基本的にはヒアルロン酸製剤の費用だけです。
ヒアルロン酸を1本いれるのか、2本、5本、8本入れるのか、で価格は変わります。
また、もし麻酔をつけるのであれば、別途麻酔費用が必要です。
デザインが最も重要なので、話しやすいドクターがいると安心です。

施術前に知っておくべきデメリット

内出血や腫れのリスク

唇のヒアルロン酸は、注入方法にもよりますが、刺す回数が多いので内出血と腫れは出やすいです。

失敗を避けるための注意点

デザインを詰めましょう。

痛みや副作用についての理解

ニードルで何度も刺す方法はめちゃくちゃ痛いです。
もしこの方法で注入するのであれば、麻酔テープと笑気麻酔をつけた方がいいと思います。
カニューレで入れる方法も、地味に痛いので、笑気麻酔があると安心です。
カニューレで注入する場合、表面麻酔(麻酔テープや麻酔クリーム)はあまり効果がありません。

ヒアルロン酸施術のアフターケア

施術後の腫れを軽減する方法

しっかり冷やしましょう。

1週間の経過と注意事項

2,3日は腫れます。
この時にボリュームがありすぎると感じても、何もせずに待つのがおすすめです。
それ以降徐々に腫れが収まり、2週間程度で完成です。

自宅でできるケアテクニック

1日から2日は冷やし、それ以降はあたためると良いと聞いたことがあります。
やってみても良いですし、お酒を飲んで忘れても良いです。

人気の唇ヒアルロン酸施術症例

症例写真で見る施術結果

唇のヒアルロン酸施術が持つ魅力を解説

リップデザインのトレンド

真ん中に自然にボリュームを出したいという希望が多い気がします。
形は大きく変えずに、キューピッドボウとその周囲だけにボリュームを出します。
口角をあげるデザインも人気です。
この際は、唇ではなく、唇の端の少し下、マリオネットラインの上の方に注入します。
そうすると、唇の土台ができて口角が上がるのです。
ぜひやってみてください。

久野賀子