人中短縮ボトックスで自信を持つために知っておきたいこと

人中短縮ボトックスの基礎知識

人中とは?その役割と重要性

人中は、鼻の下から唇にかけて入っている溝です。
お顔の中心部を立体的に見せる効果があります。
加齢とともに平坦になります。

ボトックスの基本概念と歴史

ボトックスはボツリヌストキシンという毒素です。
アセチルコリンという神経を伝達する物質を減らす効果があり、筋肉の動きを抑えます。
アセチルコリンを減らす毒素は、古くから狩りなどで使われていました。

人中短縮ボトックスのメリットとデメリット

人中短縮ボトックスは口輪筋の一部の表面にボトックスを効かせることで、唇を立ち上げ、外側に広げます。
唇が上外側に立ち上がることで、唇が厚く見え、相対的に人中が短く見えます。
ただ、口輪筋の動きが弱まるので、口を閉じづらくなり、ストローで吸う動きがやりにくくなります。

施術の流れと準備

カウンセリングで確認すべきポイント

唇の形をどのように変えたいかを担当医と確認しましょう。
人中短縮ボトックスでは、中心部より外側の唇を立ち上げます。
リップの中心部を変えるのは難しいので、ご希望の形によってはヒアルロン酸を併用します。

施術当日の注意事項

特にありません。

麻酔と痛みの管理方法

2回チクっとします。
殆どの方は麻酔を使いませんが、不安な方は、麻酔クリームやテープを使うことも可能です。

人中短縮ボトックスの効果

どれくらいの期間で効果を実感できるか

注射して3日から1週間経つと、効果がでてきます。
3か月から4か月で効果は切れます。

理想的な人中の長さとボトックスの効果

口から鼻先までの長さと、口から顎先までの長さの比が1対2であることが理想的だとされています。
人中短縮ボトックスは口から鼻先までの長さを短く見せる効果があります。

リスクと副作用

主な副作用とその対策

口を閉じにくくなります。
歯磨きをした後、ぐちゅぐちゅぺーっとする時にお水が漏れます。
また、ストローを吸ったり、麺をすすったりする動きがやりにくくなります。
対策としては、打つ単位数を減らしたり、出来るだけ浅く打ったりすることです。
ただ、効果がでるほど副作用が出ます。

失敗するケースとその兆候

希望するデザインを担当医と共有できていないと、思った通りの仕上がりになりません。

感染や内出血のリスクを避けるために

ボトックスは感染しません。
浅い層に注入するので、内出血もほとんど起こりません。

アフターケアとダウンタイム

施術後の注意点と過ごし方

普段通り過ごしてください。

ダウンタイムの期間と症状

ダウンタイムはありません。

メイクや日常生活への影響

止血が終わればメイクできます。
日常生活への影響はほぼ無いと思います。

久野賀子