ウルトラセルQプラスとウルトラフォーマーMPTの違いを徹底比較

ウルトラセルQプラスとウルトラフォーマーの基本情報

ウルトラセルQプラスとは?

韓国のジェイシス社が製造するHIFUの機械です。
スピードが良く早いのが長所で、痛みも少なく、価格が安いです。
照射のカートリッジは、お顔用は1.5㎜、2㎜、3㎜、4.5㎜があります。

ウルトラフォーマーMPTの特徴

韓国のインフィックス社が製造するHIFUの機械です。
個人的な意見ですが、最も効果の高い韓国製のHIFUの機械だと思っています。
痛みはウルセラほどではないですが、まあまああり、リスクもあります。
照射のカートリッジは、お顔用は1㎜、2㎜、3㎜、4.5㎜があり、すべてリニアモードとドットモードが自由に選べます。

医療ハイフの種類とその違い

1990年代に前立腺癌の治療法として技術が確立しました。
2000年代初頭にアメリカのウルセラ社が美容医療に使われるHIFUを初めて開発しました。
2010年代に韓国製ハイフが多数開発され、リーズナブルにたるみ治療ができるようになりました。

ウルトラセルQプラスとウルトラフォーマーMPTの違い

照射深度と効果の違い

4.5㎜はSMAS筋膜をターゲットにしていて、たるみを治療します。
3㎜は皮下脂肪層をターゲットにしていて、引き締め効果があります。
2㎜と1㎜は真皮層に照射し、皮膚のタイトニングをおこないます。

施術方法の比較

線状に照射する方法とドット状に照射する方法があります。
線状に照射すると、熱が広く入り、組織の委縮が強くおきます。
ドット状に照射すると、熱が部分的に入り、組織を守り固定しながら瘢痕形成をします。

痛み・ダウンタイムの評価

ウルセラは痛いです。
韓国製ハイフの痛みは弱いです。
基本的にダウンタイムはありませんが、ウルセラの2㎜の深さの照射後だけは線状に赤くなります。

ウルトラセルQプラスの効果

リフトアップ効果

まあまああります。
3か月おきに継続すると良いです。

たるみ改善へのアプローチ

4.5㎜の層にしっかり照射すると弛みが改善します。

持続性に関する考察

ウルトラセルQプラスは痛みが弱く、リーズナブルなので短い間隔で継続的に照射することができます。
3か月おきに必ず行うと良いと思います。

ウルトラフォーマーMPTの効果

脂肪減少とリフトアップ

3㎜の層の照射を線状に行うと脂肪減少を強く起こすことが可能です。
4.5㎜の層に点状に照射することでリフトアップできます。

コラーゲン生成のメカニズム

熱を加えると、組織がダメージを受けます。
ダメージを治す過程でコラーゲンが生成されます。

施術の費用と時間

ウルトラセルQプラスの料金体系

3万円程度で出来ると思います。

ウルトラフォーマーMPTの価格と施術時間

5万円程度です。施術時間は30分程度です。

クリニック選びのポイント

処置は看護師さんです。通いやすさで決めてはいかがでしょう。

久野賀子