顎ボトックスとヒアルロン酸の違い
顎ボトックスとは?
顎のボトックスは、オトガイ筋という顎の梅干しじわをつくる筋肉の動きを抑える効果があります。
顎が少し緩み、正面から見ると長くなるというメリットがあります。
ヒアルロン酸の効果と特長
ヒアルロン酸はボリュームを出します。
顎のボリュームを補うことで、前方にも、下方にも伸ばすことができます。
また、下顎の骨全体が痩せている方は、下顎骨全体を作り出すこともできます。
施術の流れと説明
カウンセリングで何をするか決め、ヒアルロン酸を注入する場合は洗顔を行います。
施術台に座り、注入します。
デザイン通りに作っていきます。
ボトックスとヒアルロン酸の効果の比較
シワやたるみの改善効果
梅干しじわには、ボトックスが第一選択です。
ヒアルロン酸を唇の下の凹み(C1)に注入するとオトガイ筋が緩む効果があるので、何らかの理由でボトックスが使えないケースではヒアルロン酸で梅干しジワを改善します。
マリオネットラインの皺には、ボトックスが効くケースとヒアルロン酸の方が効果的なケースがあります。
直接触って確かめます。
あごの弛みはあまり見かけませんが、ヒアルロン酸でしょうか。
持続期間とそのメリット
ボトックスは3か月から4か月で効果が切れます。
効果を持続させるためには、再度注入する必要があります。
ボリュームの違いと仕上がり
ボトックスは基本的にボリュームが出ません。緩んで下がる程度です。
ヒアルロン酸はボリュームを出す治療です。
どこにどれくらい足すかを考えて、顎を作り上げます。
麻酔と痛みについて
どっちが痛い?実際の感覚
ボトックスは4回から6回チクっとする痛みがあります。
針は34ゲージという細い針を使うので、刺す痛みは強くありませんが、浅い部分に注入するときは少し痛みます。
ヒアルロン酸は注入する層や位置によって痛みが異なります。
カウンセリング時に注入方法を確かめてください。
注射方法の違い
ボトックスは34ゲージという細いニードルを使い、直接注入します。
4か所から6か所に分けて、筋肉内に入るように注入の深さを判断します。
ヒアルロン酸はニードルを使うケースとカニューレを使うケースがあります。
ボーラスという1か所にまとめて注入することもあれば、リニアという引きながら注入することもあります。
施術後のダウンタイム
基本的にはどちらもありません。
普段通り過ごしていただいて構いません。
ただ、ヒアルロン酸については、感染するリスクがあるので、清潔に保ってください。
費用と料金の比較
顎ボトックスの料金体系
ボトックス12単位から20単位使用します。
アラガン社製のボトックスは原価の関係で、1万円以上かかると思います。
韓国製のボトックスであれば、もっと安いと思います。
ヒアルロン酸の相場
ボラックス1㏄あたり8万円から9万円でしょうか。
当院では8万円で提供しています。
コストパフォーマンスの分析
ボラックスは1年半から2年程度持続するので、コストパフォーマンスは悪くないと思います。
仕上がりの満足度によると考えるので、カウンセリング時に担当医とデザインを相談してください。
施術を行うクリニックの選び方
信頼できる医師の見つけ方
症例写真を見るのが良いのではないでしょうか。
クリニックでのカウンセリング内容
デザインを詰めましょう。
症例や実績の確認
before
久野賀子