脂肪溶解注射 Fat X coreとは?
Fat X coreの基本情報
Fat X coreは脂肪溶解注射の一つです。
デオキシコール酸という界面活性物質が1.0%含まれており、この物質が脂肪を溶かす効果を持ちます。
部分痩せができます。
脂肪溶解注射の仕組み
脂肪溶解注射には界面活性物質が入っています。
世の中には様々な界面活性物質がありますが、その中でも多いのはデオキシコール酸、フォスファチジルコリン、サポニンだと思います。
デオキシコール酸はカベリンを代表とする脂肪溶解注射に含まれており、アメリカでFDAの認可を取るほど信頼できる成分と考えています。
フォスファチジルコリンは脂肪と溶かす効果は高いですが、炎症が強く起きるのでお顔より身体に使います。
サポニンは漢方、もしくは東洋医学の物質というイメージで、高麗人参から作られます。
界面活性剤が脂肪を水に馴染む性質にすることで、部分的に脂肪を減らします。
Fat Xと他の治療法の違い
脂肪を減らす方法は大きく3つあり、機械によるもの、注射によるもの、手術によるものです。
機械によるものは冷却したり加熱したりすることで脂肪を壊します。
ダウンタイムは短く、効果はマイルドなので繰り返し行います。
手術は脂肪吸引で、物理的に脂肪を取り除きます。
効果は高いですが、ダウンタイムが発生することと、リスクが高いのがデメリットです。
Fat X coreの効果と実績
脂肪細胞の破壊メカニズム
洗剤で油汚れを落とすのと同じようなイメージで、脂肪をミセル化するのだと思います。
優しくふわっと溶かします。
施術後の経過と実感
注射後2,3日間はしっかり腫れます。
ダウンタイムを覚悟してください。
1週間ほど経つと腫れが引いてきます。
2週間程度で効果がわかります。
患者の症例紹介
Fat X coreの施術手順
カウンセリングの重要性
脂肪溶解注射もデザインが大切です。
どうなりたいのかを考えて、どう注射していくか担当医と打ち合わせしましょう。
カウンセリング時に決めてください。
注入部位の選択
頬や顎下、身体の各部分に注入します。
比較的どこにでも注入できます。
施術の流れと時間
施術時間は2,3分程度です。
Fat X coreの副作用とリスク
一般的な副作用
腫れます。1週間程度腫れます。
ダウンタイムがとれるタイミングで受けてください。
注入直後は痛むので、冷やしたり痛み止めを飲んだりして乗り切りましょう。
腫れや内出血の軽減策
冷やすと腫れや内出血が軽減できます。
医師によるリスク管理
注入量を判断します。
しっかり効果が出て、副作用が許容できるギリギリの量を担当医と相談しましょう。
久野賀子