清潔な状態を保つためのヒアルロン酸ケア徹底ガイド

清潔なヒアルロン酸ケアの重要性

ヒアルロン酸とは?その基本知識

ヒアルロン酸はボリュームを出す物質です。
人体に馴染みやすく、時間が経つと溶けて無くなるのが特徴です。
ヒアルロン酸の持ちは製剤によってことなり、半年くらいで溶けるものから、3年くらい持続するものまであります。

清潔な状態を保つためのポイント

ヒアルロン酸の清潔を保つためには、3つのポイントがあります。
製剤の清潔、施術中の清潔、アフターケアです。
製剤の清潔については、信頼できる製剤を使うことと、使用時に開封してすぐに使い切ることが大切です。
使用する製剤がどこのもので、衛生的に管理されているか注意してください。
施術の際にはメイクを落とし、しっかり消毒してから針を刺します。
針の先が髪の毛や、消毒していない部分に当たらないように気を付けてください。
施術後は針孔が塞がるまでメイクせずに優しく扱ってください。

清潔さが効果に与える影響

清潔の行うと、リスクが減ります。
まず、直後の感染リスク。ヒアルロン酸注入時に感染する確率が下がります。
次に、遅発性のしこりのリスク。遅発性の合併症のなかの「しこり」はヒアルロン酸製剤とばい菌が同居することで発生するとされています。

ヒアルロン酸注射の流れ

施術前の準備とカウンセリング

カウンセリングで注入部位を決めたら、洗顔します。

注射施術の流れと注意点

注射はあっという間です。
冷やしながら痛みに耐えてください。
医師は繰り返し消毒すると思いますが、嫌がらずに拭かせてください。

施術後のケア方法

針を刺した部分はすぐにメイクしないで、優しく扱ってください。

よくある悩みとその解決法

シワやたるみの改善方法

シワは、筋肉の動きによって生じる表情ジワと、凹みによってできる影と、弛みによってできる線に分かれます。
筋肉の動きによって生じるものにはボトックス、凹みによってできるものにはヒアルロン酸や脂肪注入、たるみによって生じるものにはリフトアップの施術が適しています。

ほうれい線や涙袋のヒアルロン酸注入

ほうれい線は凹みに沿ってヒアルロン酸を注入したり、法令線より上のたるみを改善するようにヒアルロン酸を注入したりします。
涙袋には、希望するデザインに沿ってヒアルロン酸を注入して膨らませます。

副作用やリスクについての解説

直後のリスクは感染症、アレルギー、血流障害です。
遅発性のものとして、アレルギーやしこりが報告されています。

ヒアルロン酸の種類と特徴

人気の製剤とその効果

ジュビダームのバイクロスシリーズが人気です。
様々な硬さがあり、使用者が多くてデータが多いので安心して適したものを使えます。

持続期間や料金の比較

ボライトは6か月、ボルベラは1年、ボリフトとボリューマは1年半、ボラックスは2年とだいたい考えています。
料金はボライト5万円、ボルベラ、ボリフト、ボリューマ6万円、ボラックス8万円にしています。

部位別おすすめのヒアルロン酸

ざっくりですが、浅い層には柔らかいもの、深い層には硬いものを選択しています。

ヒアルロン酸の施術に関するQ&A

実際の症例写真

清潔な状態を保つためのヒアルロン酸ケア徹底ガイド

医師による診断と施術の重要性

知識と技術がある人が行うことが大切ですが、センスも問われます。
国によっては医師でなくても施術できます。
資格に甘えることなく、学習を怠らず、常に向上心を持っておくことが大事だと思っています。

久野賀子