HIFU×RFの相乗効果!理想のリフトアップを目指す方法

HIFUとRFとは?それぞれの基本を理解しよう

HIFU(ハイフ)の仕組みと効果

エネルギーを肌の奥に集めて加熱します。
4.5㎜、3㎜、2㎜または1.5㎜の部分にエネルギーを加えて「軽く焼き」ます。
そうすると、組織がもとに戻る働きが生まれます。
この働きによりコラーゲンが生成され、少し縮まります。
この働きが生まれる層や位置により、リフトアップしたり、引き締まったりします。

RF(高周波)の仕組みと効果

皮膚の外側から熱を加えることで、表皮から皮下組織までを加熱します。
加熱することで組織が壊れ、治る過程でコラーゲンが生成され、少し縮まります。
この働きを利用してお顔の引き締めをします。

HIFUとRFの違いを知る

どちらも熱を加えますが、熱の加え方と熱の入る層が違います。
HIFUは狙った部分にピンポイントに、RFは外側から全体に加熱します。
HIFUはピンポイントなので、組織が小さく引き締まる効果が弱いです。
SMAS筋膜という深い層にまでエネルギーが届くので、リフトアップ力を出すことができます。

リフトアップ効果を促進するHIFU×RF

リフトアップにおけるHIFUの役割

HIFUはSMAS筋膜に熱を加えることができます。
SMAS筋膜はお顔を支える組織の一つで、熱を加えて縮めると、お顔を引き上げることができます。

RFがもたらすリフトアップ効果

RFは外側から全体に熱を加えることができます。
脂肪層にしっかり熱が入ることでボリュームを減らし、表皮や真皮に熱を加えることで皮膚のたるみを改善します。
RFは体の様々な部分に照射できるので、デザインしてお顔や身体を作っていくことができます。

相乗効果による美肌へのアプローチ

筋肉の走行の問題で、HIFUはどちらかというとフェイスラインに効果が高いです。
RFは比較的自由に照射部位が決められます。
マリオネットラインの上のお肉や、法令線の上のお肉を引き締めて、細かいデザインをします。

HIFUとRFの施術方法と医療機関

ボルニューマの施術について

ボルニューマは、韓国のインフィックス社が作ったRFの機械です。
カマキリのような形をしていて、両方のカマにハンドピースを付けられます。
ハンドピースは様々な大きさがあり、目元や口元には小さいもの、お顔には中くらいのもの、身体には大きいものを使います。
背中などに対極板を張り、ハンドピースから対極板に向かって高周波を流します。
高周波が流れると、ハンドピースからある程度の深さまで加熱されます。

RFの種類と施術について

もともとあった機械はサーマクールです。
サーマクールの特許が切れ、ボルニューマ、オリジオ、デンシティなどの機械が開発されました。
リスクが減るような工夫がなされ、価格も比較的手ごろになりました。

クリニック選びのポイント

置いてある機械と照射数を確認すると良いです。
施術は看護師さんが行うクリニックが多いと思います。

ビフォーアフターの症例写真

HIFU×RFの相乗効果!理想のリフトアップを目指す方法

施術の間隔と継続について

HIFUの施術間隔はどれくらい?

全てに熱を加える訳ではなく、ドット状に加熱するので、多少間隔が短くても問題ないとは思いますが、3か月から半年間隔で照射すると効果とダメージのバランスがとれると考えます。

RFの施術間隔とその意味

半年おきに照射すると良いです。
照射後時間をかけてコラーゲンが生成されるので、間隔はある2か月以上あけてください。
もしもっと短い間隔で行いたい場合には、ヒアルロン酸注入などのボリュームを補う治療やリジュランなどの肌質治療、IPLなどを挟んでください。

理想的な施術スケジュールの提案

3か月おきにHIFU、そのうち2回に1回はRFと併用。

高周波RFの美容デメリット

良くも悪くも引き締まります。
コケている部分に照射すると凹みが悪化します。

RF施術における注意点

身体に金属は入っている方は、そこに火傷が生じるリスクがあります。
材質を調べ、担当医にご相談ください。

副作用の可能性と対策

凹み過ぎたら増やしましょう。
ヒアルロン酸や脂肪注入、再生医療があります。

施術後のケア方法

若干腫れたり赤みがでたりします。
保湿してUVケアをしましょう。

実際の効果を引き出すためのポイント

出力が高められると効果が高まります。
少し熱いですが、頑張ってください。

施術前の準備と注意点

UVケアと保湿をしてください。
可能な限り出力を上げたいです。

施術後の過ごし方

リラックスして過ごしましょう。

久野賀子